太陽光・蓄電池の補助金はいくら?47都道府県の額と受付状況【2026年度】

47都道府県の太陽光・蓄電池の補助金

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太陽光や蓄電池の補助金は、住んでいる都道府県で7万円から175万円まで変わります。例えば、東京都なら5kWの太陽光と10kWhの蓄電池で175万円、山形県なら合わせて最大103万円、宮城県は定額の7万円です。

県から直接もらえるのは22都道府県で、今から申し込めるのは18都道府県。4つは終了か終了目前です。残りの25は、県のお金が市町村の窓口から出る14道府県と、県からは1円も出ない11府県に分かれます。

 

この記事では、47都道府県すべての県の制度を整理します。

補助金は国・県・市町村の3階建て

まず全体の構造です。

誰が出すか今の状況
国蓄電池の60万円(DR補助金)は5月29日に終了。残るのは新築ZEHと断熱改修とセットの制度だけ
都道府県22は県から直接もらえる。14は県のお金が市町村の窓口から出る。11は県からは出ない
市町村県とは別に上乗せする市町村が多い。県からは出ない11府県でも、市町村が出すことはある

県の型は3つです。自分の県がどれかで、探し方が変わります。

  1. 県から直接もらえる(22)=県か県の委託先に申請します。額も締切も県のページに書いてあります
  2. 市町村の窓口からもらう(14)=県が単価や財源を決め、申請は市町村です。県のページを見ても「個人は申請できない」としか書いていないので、市町村のページを探してください
  3. 県からは出ない(11)=市町村の制度と、県が主催する共同購入だけです

国の制度の詳しい条件は蓄電池の補助金にまとめています。

県から直接もらえる22都道府県の額と受付状況

都道府県太陽光蓄電池受付状況(9月6日時点)
岩手県定額35万円(新築ZEH+のみ)1/3(上限35.7万円)受付中(19戸の枠に9戸)
宮城県定額3万円(蓄電池の併設が条件)定額4万円2次募集 9月28日〜(抽選)
山形県7万円/kW(上限63万円)7万円/kWh(上限40万円・非FIT型)受付中
福島県4万円/kW(上限16万円)/モデル事業は7万円/kW(上限42万円)4万円/kWh(上限20万円)受付中(3月12日まで)
栃木県7万円/kW(上限28万円)1/3(上限25.8万円)受付中(8月31日時点で予算の約80%・10月30日まで)
群馬県定額7万円1/3(14.1万円/kWh超は対象外)終了(7月20日・抽選制)
埼玉県7万円/kW(上限35万円)定額10万円太陽光は終了(5月27日)/蓄電池は受付中
東京都15万円/kW(既存住宅・3.75kW超は12万円/kW・上限なし)10万円/kWh(上限120万円)受付中
神奈川県7万円/kW定額15万円(太陽光と同時設置が条件)第2期 9月7日〜30日(先着500件)
新潟県7万円/kW(上限31.5万円)1/3(上限25万円)終了(9月11日・新築のみが対象)
富山県5万円分のポイント(地域協力店なら10万円分)—受付中(12月25日まで)
石川県7万円/kW(上限35万円・瓦屋根やカーポートは+10万円)15万円か1/3の低い方受付中
山梨県3万円/kW(上限27万円)定額25万円受付中(11月27日まで)
長野県蓄電池とセットで定額20万円(単独は不可)定額15万円(太陽光が既設の場合)受付中
滋賀県7万円/kW(上限30万円・非FIT)1/3(上限30万円)残り8%(9月10日時点で執行率91.8%)
奈良県対象外1/3(上限20万円)実質終了(7月29日時点で予算の99%)
島根県新築ZEHのパッケージで7万円/kW(上限63万円)/既存住宅は市町村の窓口1/3(上限47万円)受付中(12月25日まで)
山口県新築ZEHに定額20万円のみ—2次募集は9月14日で終了(新築ZEHのみ)
徳島県7万円/kW(上限35万円・既存住宅)1/3(上限25.8万円)受付中(太陽光は余裕あり・蓄電池は残りわずか)
香川県8万円/kW(上限45万円)1/3(上限20万円)通常受付は8月31日で終了・補欠30件のみ
大分県3.5万円/kW1/3(太陽光と合わせて上限200万円)受付中(9月1日時点 残788万円=予算の4.4%)
宮崎県3.5万円/kW(上限21万円)1/3か5万円/kWh(上限50万円)受付中(9月4日時点 進捗66%)

※執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。額は太陽光と蓄電池を別に書いていますが、蓄電池は太陽光との同時設置を条件にする県が大半です。先着順の制度が多いので、申請の前に必ず公式ページを確認してください。

表から読み取れることが4つあります。

  1. 額の幅は定額3万円から175万円まで。東京都は太陽光15万円/kWに上限がなく、蓄電池は10万円/kWhで上限120万円。5kWと10kWhなら175万円です。山形県は太陽光7万円/kW(上限63万円)と蓄電池7万円/kWh(上限40万円)で合わせて103万円。一方で宮城県は太陽光3万円・蓄電池4万円の定額で、しかも抽選です
  2. 締切と予算切れが近い県が多い。大分県は9月1日時点で予算の4.4%しか残っていません。滋賀県は9月2日に終了予告、奈良県は7月末に予算の99%に達し、香川県は補欠30件だけ。栃木県は8月18日時点で予算の70%を消化し10月30日で締切です
  3. 「直接もらえる」の中身が違う県が4つ。岩手県・山口県・島根県の県の補助は新築ZEH向けで、既存の家に太陽光を載せる人は対象外です(島根県の既存住宅は市町村の窓口)。富山県は現金ではなくキャッシュレスポイントです
  4. 抽選の県が3つ。群馬県は7月20日に終了済み、宮城県は2次募集が9月28日から、山口県は2次募集が9月1日から14日までです

つまり県の補助は、もらえる県でも「今申し込めるか」と「自分の家が対象か」で結果が変わります。そして補助が取れない場合、私たち消費者ができるのは設置費用そのものを下げることです。同じ設備でも業者によって数十万円の差が出ます。業者選びによって、多くの県の補助額を超える金額が動くというわけです。

1社だけの見積もりでは高いか安いか判断できません。ですので、相見積もりサービスを必ず使ってください。

 

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市町村の窓口からもらう14道府県

この14道府県は、県のページを見ても「個人は県に申請できません」と書いてあるだけです。ただし額は県が決めているので、市町村をまたいでも同じ水準になります。

都道府県太陽光(県が決めた額)蓄電池状況
北海道道が市町村に「市町村が出した額の半分・上限15万円」を配る同左179市町村のうち69が受付中
青森県5万円/kW(上限25万円)1/3(上限35万円)23市町村のうち21が募集中
茨城県市町村に配る(蓄電池5万円で横並び)同左44のうち17は終了
千葉県市町村に配る(買って設置する人に県は出さない)市町村に配る(42市町村が7万円)市町村ごと
福井県7万円/kW(上限35万円・蓄電池とセット)/単独は5万円/kW(上限25万円)1/3(上限25.5万円)市町ごとに受付中
愛知県単独はなし(蓄電池・HEMSとのセットで基準額46.2万円の1/4)基準額40万円の1/4以内市町村ごと
三重県市町が決める(松阪市は7万円/kW・上限70万円)市町が決める市町ごと(桑名・鈴鹿・伊賀・伊勢・尾鷲は終了)
京都府府負担分 4万円/kW(上限16万円・FIT売電しない場合)+市町村の額府負担分 1万円/kWh(上限5万円)、FIT売電しない場合は上限24万円市町村ごと(23市町村で実施)
兵庫県7万円/kW(上限35万円)1/3(上限約23.5万円)市町ごと(29市町が窓口・11は終了)
和歌山県7万円/kW(蓄電池と同時設置が条件)1/3(上限47万円)市町村ごと(県が予算残額を公開)
鳥取県県が市町村に1.8万円/kW(上限9万円)を配る県が市町村に3.5万円/kWh(上限20万円)を配る市町村ごと
岡山県市町村に配る同左27のうち申し込めるのは7
佐賀県7万円/kW(上限35万円)1/3(上限47万円)市町ごと(唐津・鳥栖・嬉野・神埼・みやきは終了)
長崎県5〜7万円/kW(市町による)1/3(太陽光とセット)市町ごと(佐世保・諫早・大村・雲仙・川棚など8市町は終了)

※県が市町村に示す標準の額です。市町村が上乗せや独自の条件を付けることがあります。受付は市町村ごとで、和歌山県・佐賀県・長崎県などは県のページに市町村別の受付状況や予算残額を載せています。

「太陽光7万円/kW+蓄電池は費用の1/3」が標準です。青森県・福井県・兵庫県・和歌山県・佐賀県・長崎県が同じ形で、これは環境省の交付金(重点対策加速化事業)を使う県に共通しています。蓄電池は1kWhあたり14.1万円までしか対象にならないので、それより高い蓄電池は補助の計算から外れます。

 

県ごとの違いは4つです。

  1. 京都府は府の額と市町村の額を足した金額が市町村から出ます。FIT売電をしない場合は府負担分が4倍になります
  2. 愛知県は市町村が出す額の1/4を県が負担する協調型で、太陽光単体には出ません
  3. 北海道は市町村が出した額の半分(上限15万円)を道が負担します。北海道の太陽光・蓄電池の補助金で179市町村の実額を確認できます
  4. 茨城県と千葉県は市町村の額が横並びで、茨城県は44のうち35が蓄電池5万円、千葉県は42市町村が7万円です

県からは出ない11府県

秋田県・岐阜県・静岡県・大阪府・広島県・愛媛県・高知県・福岡県・熊本県・鹿児島県・沖縄県の11府県は、県として個人に出す太陽光・蓄電池の補助金がありません。高知県と鹿児島県には県の太陽光補助がありますが、対象は法人だけです。

この11府県で探すのは市町村の制度です。需要が多い、大阪府の太陽光・蓄電池の補助金、福岡県の太陽光・蓄電池の補助金、静岡県の太陽光・蓄電池の補助金は市町村を全数確認しています。熊本県は県の制度がない代わりに、熊本市が卒FIT世帯の蓄電池に定額8万円を出しています。

 

もう1つの入口が共同購入です。参加希望者を県がまとめて募り、入札で選ばれた1社が一括で受注して値段を下げる仕組みで、北海道・青森県・宮城県・岐阜県・静岡県・三重県・兵庫県・奈良県・和歌山県・山口県・愛媛県・長崎県の12道県が実施しています。

では本当に安いのか。落札価格を公表している北海道と兵庫県を、このサイトで設けている基準と比較しました。

プラン北海道の落札価格兵庫県の落札価格当サイトの費用基準
太陽光(5kW)113.9万円(22.8万円/kW)122.7万円(24.5万円/kW)狙いたい25.6万円/kW → どちらも下回る
蓄電池(10kWh)169.6万円(17.0万円/kWh)168.1万円(16.8万円/kWh)払っていい上限12.5万円/kWh → どちらも超える
両方セット247.9万円257.9万円基準額253万円 → ほぼ同じ

出典:北海道「令和8年度入札結果」、兵庫県「住宅用太陽光発電等の共同購入支援事業」(いずれも執筆時点)

太陽光は安く、蓄電池単品は高い。2つの道県でまったく同じ結果でした。

蓄電池を共同購入で10kWh入れると、払っていい上限より43万円以上高くなります。共同購入は業者を探さなくていい反面、入札で選ばれた1社としか話せないのが大きなデメリットです。

ですので、基本は相見積もりを出しながら個別で購入するのがおすすめです。

47都道府県の一覧

自分の都道府県の行を見てください。名前がリンクになっている13都道府県は、市町村まで全数確認した個別の記事があります。

都道府県県の制度太陽光蓄電池受付状況
北海道・東北
北海道市町村の窓口(県の財源)道が市町村に「市町村が出した額の半分・上限15万円」を配る同左179市町村のうち69が受付中
青森県市町村の窓口(県の財源)5万円/kW(上限25万円)1/3(上限35万円)23市町村のうち21が募集中
岩手県県から直接もらえる定額35万円(新築ZEH+のみ)1/3(上限35.7万円)受付中(19戸の枠に9戸)
宮城県県から直接もらえる定額3万円(蓄電池の併設が条件)定額4万円2次募集 9月28日〜(抽選)
秋田県県からは出ない——制度なし
山形県県から直接もらえる7万円/kW(上限63万円)7万円/kWh(上限40万円・非FIT型)受付中
福島県県から直接もらえる4万円/kW(上限16万円)/モデル事業は7万円/kW(上限42万円)4万円/kWh(上限20万円)受付中(3月12日まで)
関東
茨城県市町村の窓口(県の財源)市町村に配る(蓄電池5万円で横並び)同左44のうち17は終了
栃木県県から直接もらえる7万円/kW(上限28万円)1/3(上限25.8万円)受付中(8月31日時点で予算の約80%・10月30日まで)
群馬県県から直接もらえる定額7万円1/3(14.1万円/kWh超は対象外)終了(7月20日・抽選制)
埼玉県県から直接もらえる7万円/kW(上限35万円)定額10万円太陽光は終了(5月27日)/蓄電池は受付中
千葉県市町村の窓口(県の財源)市町村に配る(買って設置する人に県は出さない)市町村に配る(42市町村が7万円)市町村ごと
東京都県から直接もらえる15万円/kW(既存住宅・3.75kW超は12万円/kW・上限なし)10万円/kWh(上限120万円)受付中
神奈川県県から直接もらえる7万円/kW定額15万円(太陽光と同時設置が条件)第2期 9月7日〜30日(先着500件)
中部
新潟県県から直接もらえる7万円/kW(上限31.5万円)1/3(上限25万円)終了(9月11日・新築のみが対象)
富山県県から直接もらえる5万円分のポイント(地域協力店なら10万円分)—受付中(12月25日まで)
石川県県から直接もらえる7万円/kW(上限35万円・瓦屋根やカーポートは+10万円)15万円か1/3の低い方受付中
福井県市町村の窓口(県の財源)7万円/kW(上限35万円・蓄電池とセット)/単独は5万円/kW(上限25万円)1/3(上限25.5万円)市町ごとに受付中
山梨県県から直接もらえる3万円/kW(上限27万円)定額25万円受付中(11月27日まで)
長野県県から直接もらえる蓄電池とセットで定額20万円(単独は不可)定額15万円(太陽光が既設の場合)受付中
岐阜県県からは出ない——制度なし(共同購入は12月10日まで)
静岡県県からは出ない——制度なし(市町の制度は35のうち23が受付中)
愛知県市町村の窓口(県の財源)単独はなし(蓄電池・HEMSとのセットで基準額46.2万円の1/4)基準額40万円の1/4以内市町村ごと
近畿
三重県市町村の窓口(県の財源)市町が決める(松阪市は7万円/kW・上限70万円)市町が決める市町ごと(桑名・鈴鹿・伊賀・伊勢・尾鷲は終了)
滋賀県県から直接もらえる7万円/kW(上限30万円・非FIT)1/3(上限30万円)残り8%(9月10日時点で執行率91.8%)
京都府市町村の窓口(県の財源)府負担分 4万円/kW(上限16万円・FIT売電しない場合)+市町村の額府負担分 1万円/kWh(上限5万円)、FIT売電しない場合は上限24万円市町村ごと(23市町村で実施)
大阪府県からは出ない——制度なし(43市町村のうち23は制度なし)
兵庫県市町村の窓口(県の財源)7万円/kW(上限35万円)1/3(上限約23.5万円)市町ごと(29市町が窓口・11は終了)
奈良県県から直接もらえる対象外1/3(上限20万円)実質終了(7月29日時点で予算の99%)
和歌山県市町村の窓口(県の財源)7万円/kW(蓄電池と同時設置が条件)1/3(上限47万円)市町村ごと(県が予算残額を公開)
中国・四国
鳥取県市町村の窓口(県の財源)県が市町村に1.8万円/kW(上限9万円)を配る県が市町村に3.5万円/kWh(上限20万円)を配る市町村ごと
島根県県から直接もらえる新築ZEHのパッケージで7万円/kW(上限63万円)/既存住宅は市町村の窓口1/3(上限47万円)受付中(12月25日まで)
岡山県市町村の窓口(県の財源)市町村に配る同左27のうち申し込めるのは7
広島県県からは出ない——制度なし
山口県県から直接もらえる新築ZEHに定額20万円のみ—2次募集は9月14日で終了(新築ZEHのみ)
徳島県県から直接もらえる7万円/kW(上限35万円・既存住宅)1/3(上限25.8万円)受付中(太陽光は余裕あり・蓄電池は残りわずか)
香川県県から直接もらえる8万円/kW(上限45万円)1/3(上限20万円)通常受付は8月31日で終了・補欠30件のみ
愛媛県県からは出ない——制度なし(共同購入あり)
高知県県からは出ない——制度なし
九州・沖縄
福岡県県からは出ない——制度なし(60市町村のうち30は制度なし)
佐賀県市町村の窓口(県の財源)7万円/kW(上限35万円)1/3(上限47万円)市町ごと(唐津・鳥栖・嬉野・神埼・みやきは終了)
長崎県市町村の窓口(県の財源)5〜7万円/kW(市町による)1/3(太陽光とセット)市町ごと(佐世保・諫早・大村・雲仙・川棚など8市町は終了)
熊本県県からは出ない——制度なし(熊本市は卒FIT世帯に定額8万円)
大分県県から直接もらえる3.5万円/kW1/3(太陽光と合わせて上限200万円)受付中(9月1日時点 残788万円=予算の4.4%)
宮崎県県から直接もらえる3.5万円/kW(上限21万円)1/3か5万円/kWh(上限50万円)受付中(9月4日時点 進捗66%)
鹿児島県県からは出ない——制度なし
沖縄県県からは出ない——制度なし

※執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。「市町村の窓口(県の財源)」の太陽光・蓄電池の欄は、県が市町村に示している額です。リンクのある13都道府県は市町村の実額と受付状況を個別記事にまとめています。

補助金より買値の差が大きい

県の補助は、もらえる県でも太陽光で3万円から75万円まで開きます。また、そもそももらえない県が11あります。

 

太陽光の設置費用は、資源エネルギー庁の公表値で1kWあたり28.9万円が相場です。当サイトは25.6万円/kWを狙うべき基準としています。5kWなら16.5万円の差なので、多くの県の補助額に匹敵する金額が業者選びだけで動きます。

また、蓄電池はもっと開きます。当サイトが登録製品を集計して出した払っていい上限は1kWhあたり12.5万円。10kWhなら125万円です。ところが市場では17万円から22万円の見積もりが普通に出てきます。共同購入の落札価格でも17万円前後でした。10kWhで比べると45万円から95万円の差です。

補助を20万円もらっても、買値がやけに高ければ意味がありません。

 

そして見積もりが適正かどうかは、1社だけ見ても判断できません。同じ設備でも業者によって数十万円の開きが出るためです。

 

太陽光は「ソーラーパートナーズ」、蓄電池は「エコ×エネの相談窓口」で複数社の見積もりをまとめて取れます。見積もりも相談も完全無料です。

なお見積もりが適正かを確かめる手順は蓄電池・太陽光の見積もりに、容量別の目安は家庭用蓄電池の価格相場にまとめています。

都道府県の補助金のよくある質問

Q. 県の補助金と市町村の補助金は両方もらえますか?

多くの県で両方もらえます。ただし市町村の側が「県の補助を受けた設備は対象外」としていたり、県の補助を差し引いて計算したりする例があります。神奈川県では同じ「併用」でも増える町と減る町がありました。申請前に市町村の要綱で確かめてください。

Q. 今から申し込める県はどこですか?

県から直接もらえる22のうち18です。終了か終了目前なのは群馬県(7月20日終了)・滋賀県(9月2日に終了予告)・奈良県(予算の99%に到達)・香川県(補欠30件のみ)。大分県は残り4.4%、栃木県は10月30日締切なので急いでください。

Q. 新築で太陽光を載せる場合、県の補助はありますか?

岩手県・山口県・島根県は新築ZEH向けの県補助があります。ほかの県は既存住宅を対象にする制度が多く、新築は国のZEH支援事業(55万円から90万円)が中心です。

Q. 自分の県が「県からは出ない」でした。損ですか?

補助の有無と損得は別の話です。買わずに済む電気は1kWhあたり27.45円以上の価値があるので、補助がなくても自家消費で回収する設計は成り立ちます。むしろ補助が20万円なら、見積もりを16万円下げるほうが効きます。市町村の制度と共同購入も確かめてください。

Q. 表の情報はいつのものですか?

執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。先着順の制度が多く、月単位で状況が変わります。申請の前に必ず公式ページを見てください。

まとめ

  • 額は東京都の175万円(5kW+10kWh)から宮城県の定額7万円まで。山形県は最大103万円
  • 県から直接もらえるのは22都道府県。市町村の窓口から出るのが14、県からは出ないのが11
  • 22のうち今から申し込めるのは18。大分県は予算残4.4%、栃木県は10月30日締切
  • 岩手県・山口県・島根県の県補助は新築ZEH向け。富山県はポイント払い
  • 市町村の窓口から出る県は「太陽光7万円/kW+蓄電池1/3」が標準の型
  • 共同購入は太陽光は安く(22.8〜24.5万円/kW)、蓄電池単品は高い(16.8〜17.0万円/kWh)
  • 補助20万円より、買値の差16.5万円のほうが大きい

出典:47都道府県の各公式ページ(執筆時点)。個別記事のある13都道府県は市町村の公式ページも確認しています(2026年9月3〜4日)。共同購入の落札価格は北海道・兵庫県の公表資料、国の制度はSII・国土交通省の公式ページにもとづきます。設置費用の相場と自家消費率は資源エネルギー庁の公表値、払っていい上限(太陽光25.6万円/kW・蓄電池12.5万円/kWh)は当サイトの集計にもとづきます。特定メーカー・特定販売店からの広告料や情報提供は受けていません。


調査・執筆:成田 風輝(ソーラー見積もりナビ運営者)。公的機関が公開する一次資料を自分で取得し、計算過程と出典・取得日を記事内に明記しています(運営者情報)。元データは誰でも取得できます。