本記事にはPRが含まれる場合があります
太陽光や蓄電池の補助金は、住んでいる都道府県で7万円から175万円まで変わります。例えば、東京都なら5kWの太陽光と10kWhの蓄電池で175万円、山形県なら合わせて最大103万円、宮城県は定額の7万円です。
県から直接もらえるのは22都道府県で、今から申し込めるのは18都道府県。4つは終了か終了目前です。残りの25は、県のお金が市町村の窓口から出る14道府県と、県からは1円も出ない11府県に分かれます。
この記事では、47都道府県すべての県の制度を整理します。
補助金は国・県・市町村の3階建て
まず全体の構造です。
| 誰が出すか | 今の状況 |
|---|---|
| 国 | 蓄電池の60万円(DR補助金)は5月29日に終了。残るのは新築ZEHと断熱改修とセットの制度だけ |
| 都道府県 | 22は県から直接もらえる。14は県のお金が市町村の窓口から出る。11は県からは出ない |
| 市町村 | 県とは別に上乗せする市町村が多い。県からは出ない11府県でも、市町村が出すことはある |
県の型は3つです。自分の県がどれかで、探し方が変わります。
- 県から直接もらえる(22)=県か県の委託先に申請します。額も締切も県のページに書いてあります
- 市町村の窓口からもらう(14)=県が単価や財源を決め、申請は市町村です。県のページを見ても「個人は申請できない」としか書いていないので、市町村のページを探してください
- 県からは出ない(11)=市町村の制度と、県が主催する共同購入だけです
国の制度の詳しい条件は蓄電池の補助金にまとめています。
県から直接もらえる22都道府県の額と受付状況
| 都道府県 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(9月6日時点) |
|---|---|---|---|
| 岩手県 | 定額35万円(新築ZEH+のみ) | 1/3(上限35.7万円) | 受付中(19戸の枠に9戸) |
| 宮城県 | 定額3万円(蓄電池の併設が条件) | 定額4万円 | 2次募集 9月28日〜(抽選) |
| 山形県 | 7万円/kW(上限63万円) | 7万円/kWh(上限40万円・非FIT型) | 受付中 |
| 福島県 | 4万円/kW(上限16万円)/モデル事業は7万円/kW(上限42万円) | 4万円/kWh(上限20万円) | 受付中(3月12日まで) |
| 栃木県 | 7万円/kW(上限28万円) | 1/3(上限25.8万円) | 受付中(8月31日時点で予算の約80%・10月30日まで) |
| 群馬県 | 定額7万円 | 1/3(14.1万円/kWh超は対象外) | 終了(7月20日・抽選制) |
| 埼玉県 | 7万円/kW(上限35万円) | 定額10万円 | 太陽光は終了(5月27日)/蓄電池は受付中 |
| 東京都 | 15万円/kW(既存住宅・3.75kW超は12万円/kW・上限なし) | 10万円/kWh(上限120万円) | 受付中 |
| 神奈川県 | 7万円/kW | 定額15万円(太陽光と同時設置が条件) | 第2期 9月7日〜30日(先着500件) |
| 新潟県 | 7万円/kW(上限31.5万円) | 1/3(上限25万円) | 終了(9月11日・新築のみが対象) |
| 富山県 | 5万円分のポイント(地域協力店なら10万円分) | — | 受付中(12月25日まで) |
| 石川県 | 7万円/kW(上限35万円・瓦屋根やカーポートは+10万円) | 15万円か1/3の低い方 | 受付中 |
| 山梨県 | 3万円/kW(上限27万円) | 定額25万円 | 受付中(11月27日まで) |
| 長野県 | 蓄電池とセットで定額20万円(単独は不可) | 定額15万円(太陽光が既設の場合) | 受付中 |
| 滋賀県 | 7万円/kW(上限30万円・非FIT) | 1/3(上限30万円) | 残り8%(9月10日時点で執行率91.8%) |
| 奈良県 | 対象外 | 1/3(上限20万円) | 実質終了(7月29日時点で予算の99%) |
| 島根県 | 新築ZEHのパッケージで7万円/kW(上限63万円)/既存住宅は市町村の窓口 | 1/3(上限47万円) | 受付中(12月25日まで) |
| 山口県 | 新築ZEHに定額20万円のみ | — | 2次募集は9月14日で終了(新築ZEHのみ) |
| 徳島県 | 7万円/kW(上限35万円・既存住宅) | 1/3(上限25.8万円) | 受付中(太陽光は余裕あり・蓄電池は残りわずか) |
| 香川県 | 8万円/kW(上限45万円) | 1/3(上限20万円) | 通常受付は8月31日で終了・補欠30件のみ |
| 大分県 | 3.5万円/kW | 1/3(太陽光と合わせて上限200万円) | 受付中(9月1日時点 残788万円=予算の4.4%) |
| 宮崎県 | 3.5万円/kW(上限21万円) | 1/3か5万円/kWh(上限50万円) | 受付中(9月4日時点 進捗66%) |
※執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。額は太陽光と蓄電池を別に書いていますが、蓄電池は太陽光との同時設置を条件にする県が大半です。先着順の制度が多いので、申請の前に必ず公式ページを確認してください。
表から読み取れることが4つあります。
- 額の幅は定額3万円から175万円まで。東京都は太陽光15万円/kWに上限がなく、蓄電池は10万円/kWhで上限120万円。5kWと10kWhなら175万円です。山形県は太陽光7万円/kW(上限63万円)と蓄電池7万円/kWh(上限40万円)で合わせて103万円。一方で宮城県は太陽光3万円・蓄電池4万円の定額で、しかも抽選です
- 締切と予算切れが近い県が多い。大分県は9月1日時点で予算の4.4%しか残っていません。滋賀県は9月2日に終了予告、奈良県は7月末に予算の99%に達し、香川県は補欠30件だけ。栃木県は8月18日時点で予算の70%を消化し10月30日で締切です
- 「直接もらえる」の中身が違う県が4つ。岩手県・山口県・島根県の県の補助は新築ZEH向けで、既存の家に太陽光を載せる人は対象外です(島根県の既存住宅は市町村の窓口)。富山県は現金ではなくキャッシュレスポイントです
- 抽選の県が3つ。群馬県は7月20日に終了済み、宮城県は2次募集が9月28日から、山口県は2次募集が9月1日から14日までです
つまり県の補助は、もらえる県でも「今申し込めるか」と「自分の家が対象か」で結果が変わります。そして補助が取れない場合、私たち消費者ができるのは設置費用そのものを下げることです。同じ設備でも業者によって数十万円の差が出ます。業者選びによって、多くの県の補助額を超える金額が動くというわけです。
1社だけの見積もりでは高いか安いか判断できません。ですので、相見積もりサービスを必ず使ってください。
当サイトでは太陽光の相見積もりに「ソーラーパートナーズ」、蓄電池の相見積もりに「エコ×エネの相談窓口」を推奨しています。おすすめする理由は導線が圧倒的にわかりやすいので迷わないですし、規模も大きいので安心だからです。
個人でやるのは大変な「相見積もり」を楽にできるので、価格面で損をするリスクを限りなく減らせます。見積もりも相談も完全無料で、費用は一切かかりません。
![]()
市町村の窓口からもらう14道府県
この14道府県は、県のページを見ても「個人は県に申請できません」と書いてあるだけです。ただし額は県が決めているので、市町村をまたいでも同じ水準になります。
| 都道府県 | 太陽光(県が決めた額) | 蓄電池 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 道が市町村に「市町村が出した額の半分・上限15万円」を配る | 同左 | 179市町村のうち69が受付中 |
| 青森県 | 5万円/kW(上限25万円) | 1/3(上限35万円) | 23市町村のうち21が募集中 |
| 茨城県 | 市町村に配る(蓄電池5万円で横並び) | 同左 | 44のうち17は終了 |
| 千葉県 | 市町村に配る(買って設置する人に県は出さない) | 市町村に配る(42市町村が7万円) | 市町村ごと |
| 福井県 | 7万円/kW(上限35万円・蓄電池とセット)/単独は5万円/kW(上限25万円) | 1/3(上限25.5万円) | 市町ごとに受付中 |
| 愛知県 | 単独はなし(蓄電池・HEMSとのセットで基準額46.2万円の1/4) | 基準額40万円の1/4以内 | 市町村ごと |
| 三重県 | 市町が決める(松阪市は7万円/kW・上限70万円) | 市町が決める | 市町ごと(桑名・鈴鹿・伊賀・伊勢・尾鷲は終了) |
| 京都府 | 府負担分 4万円/kW(上限16万円・FIT売電しない場合)+市町村の額 | 府負担分 1万円/kWh(上限5万円)、FIT売電しない場合は上限24万円 | 市町村ごと(23市町村で実施) |
| 兵庫県 | 7万円/kW(上限35万円) | 1/3(上限約23.5万円) | 市町ごと(29市町が窓口・11は終了) |
| 和歌山県 | 7万円/kW(蓄電池と同時設置が条件) | 1/3(上限47万円) | 市町村ごと(県が予算残額を公開) |
| 鳥取県 | 県が市町村に1.8万円/kW(上限9万円)を配る | 県が市町村に3.5万円/kWh(上限20万円)を配る | 市町村ごと |
| 岡山県 | 市町村に配る | 同左 | 27のうち申し込めるのは7 |
| 佐賀県 | 7万円/kW(上限35万円) | 1/3(上限47万円) | 市町ごと(唐津・鳥栖・嬉野・神埼・みやきは終了) |
| 長崎県 | 5〜7万円/kW(市町による) | 1/3(太陽光とセット) | 市町ごと(佐世保・諫早・大村・雲仙・川棚など8市町は終了) |
※県が市町村に示す標準の額です。市町村が上乗せや独自の条件を付けることがあります。受付は市町村ごとで、和歌山県・佐賀県・長崎県などは県のページに市町村別の受付状況や予算残額を載せています。
「太陽光7万円/kW+蓄電池は費用の1/3」が標準です。青森県・福井県・兵庫県・和歌山県・佐賀県・長崎県が同じ形で、これは環境省の交付金(重点対策加速化事業)を使う県に共通しています。蓄電池は1kWhあたり14.1万円までしか対象にならないので、それより高い蓄電池は補助の計算から外れます。
県ごとの違いは4つです。
- 京都府は府の額と市町村の額を足した金額が市町村から出ます。FIT売電をしない場合は府負担分が4倍になります
- 愛知県は市町村が出す額の1/4を県が負担する協調型で、太陽光単体には出ません
- 北海道は市町村が出した額の半分(上限15万円)を道が負担します。北海道の太陽光・蓄電池の補助金で179市町村の実額を確認できます
- 茨城県と千葉県は市町村の額が横並びで、茨城県は44のうち35が蓄電池5万円、千葉県は42市町村が7万円です
県からは出ない11府県
秋田県・岐阜県・静岡県・大阪府・広島県・愛媛県・高知県・福岡県・熊本県・鹿児島県・沖縄県の11府県は、県として個人に出す太陽光・蓄電池の補助金がありません。高知県と鹿児島県には県の太陽光補助がありますが、対象は法人だけです。
この11府県で探すのは市町村の制度です。需要が多い、大阪府の太陽光・蓄電池の補助金、福岡県の太陽光・蓄電池の補助金、静岡県の太陽光・蓄電池の補助金は市町村を全数確認しています。熊本県は県の制度がない代わりに、熊本市が卒FIT世帯の蓄電池に定額8万円を出しています。
もう1つの入口が共同購入です。参加希望者を県がまとめて募り、入札で選ばれた1社が一括で受注して値段を下げる仕組みで、北海道・青森県・宮城県・岐阜県・静岡県・三重県・兵庫県・奈良県・和歌山県・山口県・愛媛県・長崎県の12道県が実施しています。
では本当に安いのか。落札価格を公表している北海道と兵庫県を、このサイトで設けている基準と比較しました。
| プラン | 北海道の落札価格 | 兵庫県の落札価格 | 当サイトの費用基準 |
|---|---|---|---|
| 太陽光(5kW) | 113.9万円(22.8万円/kW) | 122.7万円(24.5万円/kW) | 狙いたい25.6万円/kW → どちらも下回る |
| 蓄電池(10kWh) | 169.6万円(17.0万円/kWh) | 168.1万円(16.8万円/kWh) | 払っていい上限12.5万円/kWh → どちらも超える |
| 両方セット | 247.9万円 | 257.9万円 | 基準額253万円 → ほぼ同じ |
出典:北海道「令和8年度入札結果」、兵庫県「住宅用太陽光発電等の共同購入支援事業」(いずれも執筆時点)
太陽光は安く、蓄電池単品は高い。2つの道県でまったく同じ結果でした。
蓄電池を共同購入で10kWh入れると、払っていい上限より43万円以上高くなります。共同購入は業者を探さなくていい反面、入札で選ばれた1社としか話せないのが大きなデメリットです。
ですので、基本は相見積もりを出しながら個別で購入するのがおすすめです。
47都道府県の一覧
自分の都道府県の行を見てください。名前がリンクになっている13都道府県は、市町村まで全数確認した個別の記事があります。
| 都道府県 | 県の制度 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道・東北 | ||||
| 北海道 | 市町村の窓口(県の財源) | 道が市町村に「市町村が出した額の半分・上限15万円」を配る | 同左 | 179市町村のうち69が受付中 |
| 青森県 | 市町村の窓口(県の財源) | 5万円/kW(上限25万円) | 1/3(上限35万円) | 23市町村のうち21が募集中 |
| 岩手県 | 県から直接もらえる | 定額35万円(新築ZEH+のみ) | 1/3(上限35.7万円) | 受付中(19戸の枠に9戸) |
| 宮城県 | 県から直接もらえる | 定額3万円(蓄電池の併設が条件) | 定額4万円 | 2次募集 9月28日〜(抽選) |
| 秋田県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし |
| 山形県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限63万円) | 7万円/kWh(上限40万円・非FIT型) | 受付中 |
| 福島県 | 県から直接もらえる | 4万円/kW(上限16万円)/モデル事業は7万円/kW(上限42万円) | 4万円/kWh(上限20万円) | 受付中(3月12日まで) |
| 関東 | ||||
| 茨城県 | 市町村の窓口(県の財源) | 市町村に配る(蓄電池5万円で横並び) | 同左 | 44のうち17は終了 |
| 栃木県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限28万円) | 1/3(上限25.8万円) | 受付中(8月31日時点で予算の約80%・10月30日まで) |
| 群馬県 | 県から直接もらえる | 定額7万円 | 1/3(14.1万円/kWh超は対象外) | 終了(7月20日・抽選制) |
| 埼玉県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限35万円) | 定額10万円 | 太陽光は終了(5月27日)/蓄電池は受付中 |
| 千葉県 | 市町村の窓口(県の財源) | 市町村に配る(買って設置する人に県は出さない) | 市町村に配る(42市町村が7万円) | 市町村ごと |
| 東京都 | 県から直接もらえる | 15万円/kW(既存住宅・3.75kW超は12万円/kW・上限なし) | 10万円/kWh(上限120万円) | 受付中 |
| 神奈川県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW | 定額15万円(太陽光と同時設置が条件) | 第2期 9月7日〜30日(先着500件) |
| 中部 | ||||
| 新潟県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限31.5万円) | 1/3(上限25万円) | 終了(9月11日・新築のみが対象) |
| 富山県 | 県から直接もらえる | 5万円分のポイント(地域協力店なら10万円分) | — | 受付中(12月25日まで) |
| 石川県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限35万円・瓦屋根やカーポートは+10万円) | 15万円か1/3の低い方 | 受付中 |
| 福井県 | 市町村の窓口(県の財源) | 7万円/kW(上限35万円・蓄電池とセット)/単独は5万円/kW(上限25万円) | 1/3(上限25.5万円) | 市町ごとに受付中 |
| 山梨県 | 県から直接もらえる | 3万円/kW(上限27万円) | 定額25万円 | 受付中(11月27日まで) |
| 長野県 | 県から直接もらえる | 蓄電池とセットで定額20万円(単独は不可) | 定額15万円(太陽光が既設の場合) | 受付中 |
| 岐阜県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(共同購入は12月10日まで) |
| 静岡県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(市町の制度は35のうち23が受付中) |
| 愛知県 | 市町村の窓口(県の財源) | 単独はなし(蓄電池・HEMSとのセットで基準額46.2万円の1/4) | 基準額40万円の1/4以内 | 市町村ごと |
| 近畿 | ||||
| 三重県 | 市町村の窓口(県の財源) | 市町が決める(松阪市は7万円/kW・上限70万円) | 市町が決める | 市町ごと(桑名・鈴鹿・伊賀・伊勢・尾鷲は終了) |
| 滋賀県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限30万円・非FIT) | 1/3(上限30万円) | 残り8%(9月10日時点で執行率91.8%) |
| 京都府 | 市町村の窓口(県の財源) | 府負担分 4万円/kW(上限16万円・FIT売電しない場合)+市町村の額 | 府負担分 1万円/kWh(上限5万円)、FIT売電しない場合は上限24万円 | 市町村ごと(23市町村で実施) |
| 大阪府 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(43市町村のうち23は制度なし) |
| 兵庫県 | 市町村の窓口(県の財源) | 7万円/kW(上限35万円) | 1/3(上限約23.5万円) | 市町ごと(29市町が窓口・11は終了) |
| 奈良県 | 県から直接もらえる | 対象外 | 1/3(上限20万円) | 実質終了(7月29日時点で予算の99%) |
| 和歌山県 | 市町村の窓口(県の財源) | 7万円/kW(蓄電池と同時設置が条件) | 1/3(上限47万円) | 市町村ごと(県が予算残額を公開) |
| 中国・四国 | ||||
| 鳥取県 | 市町村の窓口(県の財源) | 県が市町村に1.8万円/kW(上限9万円)を配る | 県が市町村に3.5万円/kWh(上限20万円)を配る | 市町村ごと |
| 島根県 | 県から直接もらえる | 新築ZEHのパッケージで7万円/kW(上限63万円)/既存住宅は市町村の窓口 | 1/3(上限47万円) | 受付中(12月25日まで) |
| 岡山県 | 市町村の窓口(県の財源) | 市町村に配る | 同左 | 27のうち申し込めるのは7 |
| 広島県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし |
| 山口県 | 県から直接もらえる | 新築ZEHに定額20万円のみ | — | 2次募集は9月14日で終了(新築ZEHのみ) |
| 徳島県 | 県から直接もらえる | 7万円/kW(上限35万円・既存住宅) | 1/3(上限25.8万円) | 受付中(太陽光は余裕あり・蓄電池は残りわずか) |
| 香川県 | 県から直接もらえる | 8万円/kW(上限45万円) | 1/3(上限20万円) | 通常受付は8月31日で終了・補欠30件のみ |
| 愛媛県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(共同購入あり) |
| 高知県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし |
| 九州・沖縄 | ||||
| 福岡県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(60市町村のうち30は制度なし) |
| 佐賀県 | 市町村の窓口(県の財源) | 7万円/kW(上限35万円) | 1/3(上限47万円) | 市町ごと(唐津・鳥栖・嬉野・神埼・みやきは終了) |
| 長崎県 | 市町村の窓口(県の財源) | 5〜7万円/kW(市町による) | 1/3(太陽光とセット) | 市町ごと(佐世保・諫早・大村・雲仙・川棚など8市町は終了) |
| 熊本県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし(熊本市は卒FIT世帯に定額8万円) |
| 大分県 | 県から直接もらえる | 3.5万円/kW | 1/3(太陽光と合わせて上限200万円) | 受付中(9月1日時点 残788万円=予算の4.4%) |
| 宮崎県 | 県から直接もらえる | 3.5万円/kW(上限21万円) | 1/3か5万円/kWh(上限50万円) | 受付中(9月4日時点 進捗66%) |
| 鹿児島県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし |
| 沖縄県 | 県からは出ない | — | — | 制度なし |
※執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。「市町村の窓口(県の財源)」の太陽光・蓄電池の欄は、県が市町村に示している額です。リンクのある13都道府県は市町村の実額と受付状況を個別記事にまとめています。
補助金より買値の差が大きい
県の補助は、もらえる県でも太陽光で3万円から75万円まで開きます。また、そもそももらえない県が11あります。
太陽光の設置費用は、資源エネルギー庁の公表値で1kWあたり28.9万円が相場です。当サイトは25.6万円/kWを狙うべき基準としています。5kWなら16.5万円の差なので、多くの県の補助額に匹敵する金額が業者選びだけで動きます。
また、蓄電池はもっと開きます。当サイトが登録製品を集計して出した払っていい上限は1kWhあたり12.5万円。10kWhなら125万円です。ところが市場では17万円から22万円の見積もりが普通に出てきます。共同購入の落札価格でも17万円前後でした。10kWhで比べると45万円から95万円の差です。
補助を20万円もらっても、買値がやけに高ければ意味がありません。
そして見積もりが適正かどうかは、1社だけ見ても判断できません。同じ設備でも業者によって数十万円の開きが出るためです。
太陽光は「ソーラーパートナーズ」、蓄電池は「エコ×エネの相談窓口」で複数社の見積もりをまとめて取れます。見積もりも相談も完全無料です。
なお見積もりが適正かを確かめる手順は蓄電池・太陽光の見積もりに、容量別の目安は家庭用蓄電池の価格相場にまとめています。
![]()
都道府県の補助金のよくある質問
Q. 県の補助金と市町村の補助金は両方もらえますか?
多くの県で両方もらえます。ただし市町村の側が「県の補助を受けた設備は対象外」としていたり、県の補助を差し引いて計算したりする例があります。神奈川県では同じ「併用」でも増える町と減る町がありました。申請前に市町村の要綱で確かめてください。
Q. 今から申し込める県はどこですか?
県から直接もらえる22のうち18です。終了か終了目前なのは群馬県(7月20日終了)・滋賀県(9月2日に終了予告)・奈良県(予算の99%に到達)・香川県(補欠30件のみ)。大分県は残り4.4%、栃木県は10月30日締切なので急いでください。
Q. 新築で太陽光を載せる場合、県の補助はありますか?
岩手県・山口県・島根県は新築ZEH向けの県補助があります。ほかの県は既存住宅を対象にする制度が多く、新築は国のZEH支援事業(55万円から90万円)が中心です。
Q. 自分の県が「県からは出ない」でした。損ですか?
補助の有無と損得は別の話です。買わずに済む電気は1kWhあたり27.45円以上の価値があるので、補助がなくても自家消費で回収する設計は成り立ちます。むしろ補助が20万円なら、見積もりを16万円下げるほうが効きます。市町村の制度と共同購入も確かめてください。
Q. 表の情報はいつのものですか?
執筆時点で各都道府県の公式ページを確認した内容です。先着順の制度が多く、月単位で状況が変わります。申請の前に必ず公式ページを見てください。
まとめ
- 額は東京都の175万円(5kW+10kWh)から宮城県の定額7万円まで。山形県は最大103万円
- 県から直接もらえるのは22都道府県。市町村の窓口から出るのが14、県からは出ないのが11
- 22のうち今から申し込めるのは18。大分県は予算残4.4%、栃木県は10月30日締切
- 岩手県・山口県・島根県の県補助は新築ZEH向け。富山県はポイント払い
- 市町村の窓口から出る県は「太陽光7万円/kW+蓄電池1/3」が標準の型
- 共同購入は太陽光は安く(22.8〜24.5万円/kW)、蓄電池単品は高い(16.8〜17.0万円/kWh)
- 補助20万円より、買値の差16.5万円のほうが大きい
出典:47都道府県の各公式ページ(執筆時点)。個別記事のある13都道府県は市町村の公式ページも確認しています(2026年9月3〜4日)。共同購入の落札価格は北海道・兵庫県の公表資料、国の制度はSII・国土交通省の公式ページにもとづきます。設置費用の相場と自家消費率は資源エネルギー庁の公表値、払っていい上限(太陽光25.6万円/kW・蓄電池12.5万円/kWh)は当サイトの集計にもとづきます。特定メーカー・特定販売店からの広告料や情報提供は受けていません。
調査・執筆:成田 風輝(ソーラー見積もりナビ運営者)。公的機関が公開する一次資料を自分で取得し、計算過程と出典・取得日を記事内に明記しています(運営者情報)。元データは誰でも取得できます。

