香川県の太陽光・蓄電池の補助金はいくら?最大65万円・13市町が受付中【2026年度】

香川県の太陽光・蓄電池の補助金

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香川県の太陽光・蓄電池の補助金は県から直接もらえます。太陽光が1kWあたり8万円で上限45万円、蓄電池が費用の3分の1で上限20万円、合わせて65万円です。ただし通常の受付は8月31日で終わり、9月からは補欠30件の受付です。県にはもう1つ、蓄電池に10分の1で上限10万円を出す制度があり、こちらは予算に余裕があり受付中です。市町は17すべてに制度があり、13市町がいま受付中です。

この記事では、2026年度の香川県と17市町すべての情報を記載します。県の2つの制度と補欠の仕組み、高松市の終了、市町の額の差まで整理しているので、ぜひ参考にしてください。

香川県の65万円は、9月から補欠の受付

一般的に、補助金は国・県・市町村の3階建てになっています。香川県の場合、県は国の交付金で太陽光と蓄電池に65万円を出しています。

設備県の補助額条件
太陽光8万円/kW(上限45万円)売電制度を使わない・30%以上を自家消費・既存の住宅
蓄電池3分の1(上限20万円)太陽光と同時に入れる場合だけ

※香川県の公式ページを執筆時点で確認しました。蓄電池は1kWhあたり14.1万円までの価格に3分の1をかけます。

 

制度の名前は「かがわスマートハウス促進事業(重点対策加速化事業)補助金」です。受付の流れは次のとおりです。

  1. 工事の契約前に予約を申し込む。予約は電子申請で、受付番号をもらう前に工事を始めた設備は対象外です
  2. 予約の受付は8月31日まで。8月中旬の時点で申込の合計が予算の8割を超えました
  3. 9月からは補欠の受付。上限は30件で、取り下げが出た順に繰り上がります。上限に達すると予約の受付そのものが終わります
  4. 設置後の交付申請は来年1月末まで

高松市・土庄町・綾川町に住む人は県の制度の対象外で、同じ額の制度を市町が実施しています。県の制度の書類は県の環境政策課に出しますが、観音寺市・さぬき市・東かがわ市・小豆島町・三木町・直島町・琴平町に住む人は市町の役場に出します。

市町の補助とは重ねられます。丸亀市・善通寺市・さぬき市・三木町は「県の補助と併用できる」と明記しています。

なお、この補助は国の交付金を県が配るものです。個人が国に直接申し込む太陽光の補助はなく、蓄電池の国の補助も2026年5月に終わり現在はやっていません。

県のもう1つの制度は、蓄電池に10分の1で上限10万円

県には国の交付金を使わない、県だけのお金で出す制度もあります。「かがわスマートハウス促進事業補助金」で、太陽光は対象に入っていません。

対象補助額状況
蓄電池10分の1(既存住宅は上限10万円・新築ZEHは15万円)受付中(予算の44%・9月4日時点)
V2H10万円(定額)受付中(蓄電池と同じ枠)
ZEHの新築・購入20万円8月3日で終了
窓・玄関ドアの断熱改修20万円(部分改修は2分の1・上限5万円)受付中(予算の24%)

※香川県の公式ページを執筆時点で確認しました。

 

蓄電池は自家消費型の太陽光と連系することが条件で、太陽光がある家に蓄電池を足す場合に使えます。予約は来年2月末までで、今年4月以降の工事なら予約の前に始めていても対象です。

65万円の制度で太陽光と蓄電池を入れる家は、こちらの蓄電池とV2Hの分は受けられません。断熱改修の分は重ねられます。

どちらの制度も「かがわスマートグリーン・バンク」への入会が条件です。発電で減らしたCO2の分を県がまとめて売り、収益を環境活動に使う仕組みです。

高松市の65万円は8月に終了。市町は13が受付中

高松市は県の制度の対象外で、同じ額を市が出していました。8月3日に予算に達して予約の受付を終え、今年度の追加募集はありません。市のもう1つの蓄電池の制度も8月中旬で終わりました。

 

市町の制度の上位は次のとおりです。土庄町は県と同じ制度を町が実施していて、ほかは市町独自の制度です。

市町太陽光蓄電池合計の上限
土庄町8万円/kW(上限45万円・県と同じ制度を町が実施)3分の1(上限20万円)65万円
直島町5万円/kW(上限20万円)10分の1(上限20万円)40万円
小豆島町4万円/kW(上限16万円)10分の1(上限10万円)26万円
綾川町2.5万円/kW(上限10万円)14万円(定額)24万円
善通寺市2.5万円/kW(上限10万円)10分の1(上限10万円)20万円

※各市町の公式ページを執筆時点で確認しました。

 

土庄町は県と同じ65万円の制度を町が実施していて、予約の受付は11月30日までです。条件は県と同じで、売電制度を使わず、既存の住宅に太陽光と蓄電池を同時に入れます。太陽光だけの申請は枠がごくわずかです。

綾川町も同じ制度を町が実施していましたが、7月に予算に達して終了しました。いま申し込めるのは町独自の制度です。

香川で勘違いしやすい3点

17市町を確認して分かった、間違えやすい点を挙げます。

  1. 県の65万円は、いま申し込むと補欠です。8月末で通常の受付が終わり、9月から補欠を受け付けています。取り下げが出たときだけ順番が回るので、補欠を前提に資金計画は組めません。土庄町の人だけは11月30日まで通常の受付です
  2. すでに太陽光がある家に蓄電池を足す場合、65万円の制度は使えません。太陽光との同時設置だけが対象で、県のよくある質問に「蓄電池のみの補助金を申請することはできません」とあります。この場合は県の10分の1の制度か、丸亀市・坂出市・善通寺市・さぬき市・三木町など既設の家も対象にする市町の制度を使います
  3. さぬき市の補助は現金ではなく商品券です。太陽光と蓄電池それぞれ上限8万円を「さぬき市共通商品券」で受け取ります。ほかの市町は口座への振込です

 

香川では、県の65万円は補欠受付で、高松市の同額は終わり、市町独自の額は小さいです。そこで重要なのが「設置費用そのもの」です。ここが投資回収の分かれ目になります。

太陽光・蓄電池は同じ設備でも業者によって数十万円の差が出ます。これは全部工事費による差です。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。

ですので、必ず相見積もりを取りましょう。

 

当サイトでは太陽光の相見積もりに「ソーラーパートナーズ」、蓄電池の相見積もりに「エコ×エネの相談窓口」を推奨しています。おすすめする理由は導線が圧倒的にわかりやすいので迷わないですし、規模も大きいので安心だからです。

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香川県17市町の補助と受付状況

市町の制度の一覧です。17市町すべてに制度があり、13市町がいま受付中です。金額は公式ページの表記に合わせ、県の分は含んでいません。

市町太陽光蓄電池状況
土庄町8万円/kW(上限45万円・売電しない家)/4万円/kW(上限16万円)3分の1(上限20万円・同時のみ)受付中(65万円の制度は11月30日まで)
直島町5万円/kW(上限20万円)10分の1(上限20万円)受付中(2027年1月29日まで)
小豆島町4万円/kW(上限16万円)10分の1(上限10万円)受付中(2027年2月26日まで)
綾川町2.5万円/kW(上限10万円)14万円(定額)受付中(65万円の制度は7月15日で終了)
善通寺市2.5万円/kW(上限10万円)10分の1(上限10万円・既設も可)受付中(2027年1月29日まで・県と併用可)
坂出市2.5万円/kW(上限10万円)10分の1(上限10万円・既設も可)受付中(2027年2月26日まで)
東かがわ市5万円/kW(上限10万円)10分の1(上限10万円)受付中
まんのう町5万円/kW(上限10万円・売電する家)3分の1(上限10万円)受付中(55件のうち残17件・9月2日時点)
宇多津町3万円/kW(上限12万円)設置費(上限8万円)受付中(2027年2月26日まで・予算360万円)
丸亀市2万円/kW(上限10万円・新築は8万円)8万円(定額・既設も可)受付中(予算4,916万円・県と併用可)
三木町4万円/kW(上限8万円)8万円(定額・既設も可)受付中(2027年1月29日まで・県と併用可)
さぬき市2万円/kW(上限8万円・商品券)3分の1(上限8万円・商品券・既設も可)受付中(2027年3月12日まで・県と併用可)
多度津町3.5万円/kW(上限7万円)—受付中(予算175万円)
高松市8万円/kW(上限45万円・売電しない家)3分の1(上限20万円・同時のみ)終了(8月3日・追加募集なし)
三豊市2万円/kW(上限10万円)10万円(定額)終了(9月4日・繰越番号で待機のみ)
観音寺市5万円(定額・同時設置は合計20万円)5万円(定額)終了(8月17日・予算残0円)
琴平町5万円/kW(上限10万円)3分の1(上限10万円)終了(6月22日・キャンセル待ちのみ)

※各市町の公式ページを執筆時点で確認した内容です。申請の前に必ず公式ページを見てください。

 

表から読み取れることが3つあります。

  1. 制度がない市町はありません。17市町すべてに太陽光か蓄電池の補助があり、蓄電池がないのは多度津町だけです。終わったのは高松市・三豊市・観音寺市・琴平町です
  2. すでに太陽光がある家に蓄電池を足せる市町は5です。丸亀市・坂出市・善通寺市・さぬき市・三木町が既設の家も対象と明記しています。三豊市と琴平町も対象ですが今年度は終了しています
  3. 売電する家が使えるのは市町の制度です。県の65万円と高松市・土庄町・綾川町の同額の制度は売電しない家だけです。丸亀市は売電する家もしない家も対象で、まんのう町は売電の契約が条件です。売電する家はこちらを使います

香川で太陽光は元が取れるのか

香川は日射量が東京を上回る土地です。高松の年間日射量は1日あたり13.9MJ/㎡で、東京より1割多いです。瀬戸内の晴天が発電を支えます。

 

発電した電気の使い道で価値が変わります。

電気の行き先1kWhあたりの価値
自分の家で使う27.45円(買わずに済んだ電気代)
電力会社に売る(1〜4年目)24円
電力会社に売る(5年目以降)8.3円

売るより使うほうが、価値は高いです。

県の65万円と高松市・土庄町・綾川町の同額の制度は、上の表の24円で売る道を使わず、30%以上を自分で使う家向けです。補助が大きい制度ほど、売らずに使う設計を条件にしています。日射の多い香川では昼の発電が多いので、蓄電池に貯めて夜に使う設計と相性がよいです。

なお太陽光の回収年数の計算は太陽光発電は元が取れるかにまとめています。

香川県で補助金に頼らず費用をおさえるには

県の65万円は補欠受付で、市町独自の額は小さいです。

 

一方で、太陽光の設置費用は1kWあたり28.9万円が相場です。当サイトは25.6万円/kWを狙うべき基準としています。5kWなら16.5万円の差になります。

この16.5万円は、多くの市町の太陽光補助の上限10万円前後を上回ります。補欠が回ってくるかを待つより、業者選びで動く額のほうが確実というわけですね。

 

また、蓄電池はもっと開きます。当サイトが登録製品を集計して出した払っていい上限は1kWhあたり12.5万円。県も65万円の制度で、同じ12.5万円以下になるよう努めることを条件にしています。ところが市場では17万円から22万円の見積もりが普通に出てきます。

同じ設備なら、設備費には差が出ません。差は工事費など、業者に依存するものです。そのためには相見積もりをとって、工事費の安いところに頼むのが必須です。

 

太陽光は「ソーラーパートナーズ」、蓄電池は「エコ×エネの相談窓口」で複数社の見積もりをまとめて取れます。見積もりも相談も完全無料です。

なお設置費用の内訳は太陽光発電の設置費用に、デメリットまで含めた判断材料は太陽光発電のメリットデメリットにまとめています。

香川県の補助金のよくある質問

Q. 香川県の補助金は今から間に合いますか?

県の65万円は補欠の受付です。取り下げが出た順に繰り上がります。県の蓄電池10分の1の制度と、13市町の制度は受付中です。

Q. 高松市に住んでいますが、県の65万円は使えますか?

使えません。高松市は県の制度の対象外で、市が同じ額を出していましたが8月上旬に終了し、追加募集はありません。いま使えるのは県の蓄電池10分の1の制度です。

Q. 補欠に入ればもらえますか?

取り下げが出たときだけです。県は補欠を30件まで受け付け、順番が回ると連絡します。補欠のあいだに工事を始めると対象外になるので、連絡を待ってから契約してください。

Q. すでに太陽光がある家に蓄電池だけ入れたいのですが?

県の65万円の制度は使えません。県のもう1つの制度で10分の1、上限10万円が出ます。市町では丸亀市・善通寺市・坂出市・さぬき市・三木町が既設の家も対象です。

Q. 県と市町の両方からもらえますか?

多くの市町は重ねられます。丸亀市・善通寺市・さぬき市・三木町は併用できると明記しています。高松市・土庄町・綾川町の65万円の制度は、国と県の他の補助と重ねられません。

Q. いちばん多くもらえるのはどこですか?

県の制度と、同じ額を実施する土庄町の65万円です。太陽光8万円/kWで上限45万円、蓄電池3分の1で上限20万円です。5kWと10kWhの構成なら60万円になります。

Q. 売電したい場合は?

県の65万円の制度は使えません。丸亀市は売電する家もしない家も対象で、まんのう町は売電の契約が条件です。坂出市・善通寺市・小豆島町など多くの市町も売電の有無を問いません。

Q. 補助金がもらえなかったら損ですか?

補助と損得は別です。太陽光の相場と狙うべき買値の差は5kWで16.5万円あり、多くの市町の太陽光補助の上限を上回ります。買値を下げれば、補欠が回らなくても取り返せます。

まとめ

  • 県から直接もらえる。太陽光45万円+蓄電池20万円で65万円。売らない家・既存住宅・同時設置
  • 通常の受付は8月末で終了、9月から補欠30件
  • 県のもう1つの制度は蓄電池10分の1で上限10万円。受付中
  • 高松市の同額は8月上旬に終了。追加募集なし
  • 土庄町は同額の制度を11月末まで受付中。綾川町は7月に終了
  • 市町は17すべてに制度あり、13が受付中。額は小さい
  • さぬき市は商品券。ほかは口座振込
  • 既設の家に蓄電池だけ=県の10分の1と5市町の制度
  • 補助が出ても、買値の差は市町の太陽光補助を上回る

出典


調査・執筆:成田 風輝(ソーラー見積もりナビ運営者)。香川県と県内17市町すべての公式ページを執筆時点で確認しました(運営者情報)。補助金の額・受付状況は香川県および各市町の公式ページと交付要綱、日射量は気象庁の平年値、設置費用の相場と自家消費の価値は経済産業省 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」にもとづきます。年度・予算で変わるため、申請前に最新の要綱で確認してください。特定メーカー・特定販売店からの広告料や情報提供は受けていません。