岐阜県の太陽光・蓄電池の補助金はいくら?最大35万円・14市町村が受付中【2026年度】

岐阜県の太陽光・蓄電池の補助金

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岐阜県の太陽光の補助金は、市町村から出ます。最も手厚いのは1kWあたり7万円で、5kWなら35万円です。

ただ、急いでください。7万円/kWを出す6市町のうち2つは、すでに受付を終えています。県庁所在地の岐阜市は、今年度の太陽光補助を行いません。

 

この記事では、2026年度の岐阜県と42市町村すべての情報を記載します。金額・締切・予算の残りまで整理しているので、ぜひ参考にしてください。

岐阜県の補助金は市町村しだい

一般的に、補助金は国・県・市町村の3階建てになっています。ただ岐阜県の場合、国からも県からも出ません。

国は住宅用の太陽光そのものに補助を出しておらず、蓄電池への補助も2026年5月に終わり現在はやっていません。岐阜県も、個人向けの現金補助は実施していません。

 

県がやっているのは共同購入です。参加者をまとめて発注し、価格を下げる取り組みで、補助金とは仕組みが違います。(この記事の後半で詳しく解説します。)

ですので岐阜県では、お住まいの市町村に制度があるかどうかがすべてです。

岐阜市は今年度の太陽光補助を行わない

県庁所在地の岐阜市ですが、令和8年度は住宅用太陽光への補助を実施しないと明記しています。

蓄電池には「家庭用蓄電池普及促進補助金」がありましたが、こちらも5月28日に受付を終了しました。

 

つまり岐阜市にお住まいの場合、今から申請できる補助金はありません。県からも出ないので、受け取れる額はゼロになります。

でも安心してください。補助金が出なくても損をしない方法はあります。この記事の後半で解説します。

7万円/kWの6市町のうち2つは終了している

岐阜県で最も手厚いのは1kWあたり7万円です。6市町が同じ額を出しています。

市町太陽光状況
大垣市7万円/kW(上限35万円)残り約40件(9月7日時点)
山県市7万円/kW受付中(1月29日まで)
飛騨市7万円/kW受付中
揖斐川町7万円/kW(5kWまで)受付中(12月4日まで)
関市7万円/kW(上限35万円)受付終了
海津市7万円/kW(上限35万円)受付終了

※各市町の公式ページを執筆時点で確認しました。

 

大垣市は9月7日の午後2時半時点で、残りが約40件です。予算の残額は2,082万円。5kWで35万円を受け取る計算なので、この枠はすぐに埋まります。

関市と海津市は、どちらも予算額に達して終了しました。今から7万円/kWを狙うなら、大垣市・山県市・飛騨市・揖斐川町の4つです。

岐阜で勘違いしやすい3点

42市町村を確認して分かった、間違えやすい点を挙げます。

  1. 土岐市と可児市も、夏に終わっています。土岐市は7月10日、可児市は7月29日に予算の上限へ達しました。市部で受付を終えたのは、関市・海津市と合わせて4つです
  2. 安八町は制度そのものを廃止しました。今年度の受付終了ではありません。令和7年度で事業を終え、令和8年度以降は実施しないと公式に明記されています。来年度を待っても出ません
  3. 神戸町は公式ページで確認できません。ゼロカーボンシティ宣言のページに制度名は残っていますが、申請ページが削除されていて金額も受付状況も分かりません。お住まいの場合は町に電話で確認してください

もうひとつ、町村部にはまだ制度が残っています。揖斐川町・大野町・富加町・七宗町・八百津町・白川町・御嵩町・輪之内町の8町で、受付を終えたところはありません。市部が4つ終了しているのと対照的です。

 

つまり岐阜では、お住まいの市町村しだいで受け取れる額がゼロにも35万円にもなるということです。補助金のために住所を変えることはできませんよね。

 

つまり私たち消費者ができることは「設置費用そのもの」を下げること。これが投資回収のために重要になります。

そして、太陽光・蓄電池は同じ設備でも業者によって数十万円の差が出ます。これは全部工事費による差です。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。ですので、必ず相見積もりを取りましょう。

 

当サイトでは太陽光の相見積もりに「ソーラーパートナーズ」、蓄電池の相見積もりに「エコ×エネの相談窓口」を推奨しています。おすすめする理由は導線が圧倒的にわかりやすいので迷わないですし、規模も大きいので安心だからです。

個人でやるのは大変な「相見積もり」を楽にできるので、価格面で損をするリスクを限りなく減らせます。見積もりも相談も完全無料で、費用は一切かかりません。

岐阜県42市町村の補助と受付状況

制度がある20市町村の一覧です。金額は公式ページの表記に合わせています。

市町村太陽光蓄電池状況
大垣市7万円/kW(上限35万円)価格の1/3残り約40件
山県市7万円/kW価格の1/3受付中(1月29日まで)
飛騨市7万円/kW価格の1/3受付中
揖斐川町7万円/kW(5kWまで)価格の1/3受付中(12月4日まで)
輪之内町3.5万円/kW(上限14万円)—受付中
七宗町3万円/kW(上限12万円)—受付中
八百津町3万円/kW(上限12万円)—受付中
白川町2.5万円/kW(上限10万円)あり受付中
大野町2万円/kW(上限10万円)4万円/kWh(上限20万円)受付中(太陽光10件の枠)
富加町2万円/kW(上限10万円)2万円/kWh受付中
御嵩町2万円/kW(上限10万円)2万円/kWh(上限10万円)受付中
多治見市1.5万円/kW(上限6万円)1万円/kWh(上限10万円)受付中
瑞浪市1.5万円/kW(上限6万円)1万円/kWh(上限10万円)受付中
恵那市1万円/kW(上限5万円)3万円/kWh(上限15万円)受付中(残307万円)
中津川市—1万円/kWh(上限10万円)受付中
関市7万円/kW(上限35万円)価格の1/3受付終了
海津市7万円/kW(上限35万円)価格の1/3受付終了
土岐市1.5万円/kW(上限6万円)1万円/kWh(上限10万円)7月10日に終了
可児市4万円/kW(上限20万円)1万円/kWh(上限10万円)7月29日に終了
岐阜市今年度は実施なしあり5月28日に終了
上記以外の22市町村——0円

※各市町村の公式ページを執筆時点で確認した内容です。予算に達した時点で終わる制度が多く、月単位で状況が変わります。申請の前に必ず公式ページを見てください。

 

表から読み取れることが3つあります。

  1. 7万円/kWと2万円/kWで3倍以上の開きがあります。県が単価を決めていないので、市町村ごとに設計がばらばらです
  2. 予算の残りを公表しているのは3市だけです。大垣市が残り約40件、恵那市が307万円、飛騨市は8月21日までの申請額を出しています。ほかは公表していません
  3. 蓄電池だけの補助もあります。中津川市は太陽光への補助がなく、蓄電池に1万円/kWh(上限10万円)を出しています

県の共同購入は相場から2割引ける

岐阜県は補助金の代わりに共同購入を実施しています。「みんなのおうちに太陽光」という事業で、県とアイチューザー株式会社の協定で運営されています。

プラン割引率
太陽光パネル22.3%
太陽光+蓄電池30.1%
蓄電池のみ29.6%

※参加登録は12月10日まで。令和8年は5,366世帯が参加しています。

 

割引率を金額に直すと効果が見えます。太陽光の設置費用は1kWあたり28.9万円が相場です。ここから22.3%引くと、およそ22.5万円/kWになります。

当サイトが狙うべき基準としている25.6万円/kWを下回る水準です。5kWなら相場より約32万円安い計算で、大垣市の補助35万円に近い金額が動きます。

 

ただし注意点があります。この割引率は資源エネルギー庁が公表する平均値をもとに算出されたものです。つまり「相場から2割引き」であって、もともと安く買える人に有利とは限りません。

共同購入に申し込むかどうかは、相見積もりの結果と比べてから決めてください。

岐阜で太陽光は元が取れるのか

5kWの太陽光なら、年間およそ6,000kWhを発電します。この電気の使い道で価値が変わります。

電気の行き先1kWhあたりの価値
自分の家で使う27.45円(買わずに済んだ電気代)
電力会社に売る(1〜4年目)24円
電力会社に売る(5年目以降)8.3円

売るより使うほうが、価値は高いです。特に売電価格は5年目に8.3円まで下がるので、太陽光で得をするかどうかは「どれだけ自分で使えるか」にかかっています。

 

多治見市や恵那市が太陽光と蓄電池の同時設置を条件にしているのも、この考え方に沿った設計です。昼につくった電気を夜まで持ち越せるので、買わずに済む電気が増えます。

なお太陽光の回収年数の計算は太陽光発電は元が取れるかにまとめています。

岐阜県で補助金に頼らず費用をおさえるには

岐阜は国からも県からも出ず、42市町村のうち22に制度がありません。岐阜市のように、県庁所在地でもゼロという状況です。

 

一方で、太陽光の設置費用は1kWあたり28.9万円が相場です。当サイトは25.6万円/kWを狙うべき基準としています。5kWなら16.5万円の差になります。

これは恵那市の上限5万円や御嵩町の上限10万円を上回る金額です。補助が出る市町村でも、業者選びのほうが大きく効くというわけですね。

 

また、蓄電池はもっと開きます。当サイトが登録製品を集計して出した払っていい上限は1kWhあたり12.5万円。10kWhなら125万円です。ところが市場では17万円から22万円の見積もりが普通に出てきます。10kWhで比べると45万円から95万円の差です。

同じ設備なら、設備費には差が出ません。差は工事費など、業者に依存するものです。そのためには相見積もりをとって、工事費の安いところに頼むのが必須です。

 

太陽光は「ソーラーパートナーズ」、蓄電池は「エコ×エネの相談窓口」で複数社の見積もりをまとめて取れます。見積もりも相談も完全無料です。共同購入と迷っている場合も、まず相見積もりで自分の家の相場を確かめてください。

なお設置費用の内訳は太陽光発電の設置費用に、デメリットまで含めた判断材料は太陽光発電のメリットデメリットにまとめています。

岐阜県の補助金のよくある質問

Q. 岐阜県から補助金はもらえますか?

もらえません。岐阜県は個人向けの現金補助を実施していません。県がやっているのは共同購入で、参加者をまとめて発注し価格を下げる取り組みです。申請先は市町村になります。

Q. 岐阜市で補助はもらえますか?

今年度はもらえません。市は令和8年度の住宅用太陽光への補助を実施しないと明記しています。蓄電池の補助も5月28日に受付を終了しました。

Q. いちばん多くもらえるのはどこですか?

1kWあたり7万円の大垣市・山県市・飛騨市・揖斐川町です。5kWなら35万円になります。ただし大垣市は9月7日時点で残り約40件なので、早めに動いてください。

Q. 関市と海津市はもう申請できませんか?

できません。どちらも予算額に達して受付を終了しました。土岐市は7月10日、可児市は7月29日に終わっています。

Q. 安八町は来年度に復活しますか?

町の公式ページには、令和7年度で事業を終え令和8年度以降は実施しないと明記されています。復活を待つより、補助なしで成り立つ買値を探すほうが現実的です。

Q. 共同購入と相見積もり、どちらが得ですか?

比べてから決めてください。共同購入の割引率は相場からの割引なので、もともと安く買える場合は相見積もりのほうが安くなることがあります。どちらも無料で試せます。

Q. 自分の市町村に制度がありませんでした。損ですか?

損ではありません。岐阜では42市町村のうち22に制度がないので、こちらのほうが多数派です。そして補助金の額より、設置費用の差のほうが大きくなります。平均28.9万円/kWと上位30%の25.6万円/kWの差は5kWで16.5万円です。

まとめ

  • 岐阜県に個人向けの現金補助はない。県がやっているのは共同購入
  • 岐阜市は今年度の太陽光補助を実施しない。蓄電池も5月28日に終了
  • 最大は1kWあたり7万円で6市町。うち関市と海津市は終了済み
  • 大垣市は9月7日時点で残り約40件。予算残2,082万円
  • 市部は4つが夏に終了。土岐市7月10日、可児市7月29日
  • 町村部の8町はまだ全部受付中
  • 安八町は制度を廃止。来年度も実施しない
  • 県の共同購入は相場から22.3%引ける。約22.5万円/kWで基準を下回る
  • 補助が出ても、買値の差16.5万円のほうが大きい市町村がある

出典


調査・執筆:成田 風輝(ソーラー見積もりナビ運営者)。岐阜県と県内42市町村すべての公式ページを執筆時点で確認しました(運営者情報)。補助金の額・受付状況・予算残額は岐阜県および各市町村の公式ページ、共同購入の割引率は事業の公式サイト、設置費用の相場と自家消費の価値は経済産業省 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」にもとづきます。年度・予算で変わるため、申請前に最新の要綱で確認してください。特定メーカー・特定販売店からの広告料や情報提供は受けていません。